防災の日を迎えて

本日は関東大震災があったということで防災の日に制定されています。各地で防災訓練が行われたことでしょうね。私も消防団員だった頃、県の総合防災訓練に参加したことがあります。消防団に「水は付き物」ということで終了後は宴会になったわけです、懐かしいなぁ。


災害は何も地震に限ったことではありません。今年は梅雨前線が九州北部〜中国地方に停滞したため、土砂崩れなどで死傷者が発生しました。避難された方も多数いたようです。日本海側北部では冬になれば雪により雪崩がおきることもあります。


これからの台風シーズンでは風による被害も予想され、四季に恵まれていることから天災は多種多様です。地震・雷・火事・親父と言われ、雷も局地的とは言え人命を奪う天災ですし、火事も恐ろしいですよね。


今回の新型インフルエンザも、自然災害と呼べないこともありません。あって欲しくないことですが生物テロへの恐怖は消えることはないでしょう。死者が減ってはいても日常的な交通事故だって規模によっては災害同様のショックを受けます。


このように挙げると、どこにも住めなくなるし外出も恐ろしくなりますし他人を信用することさえできなくなります。肝心なことは、いつどこでも災害に遭遇しうる状況だと誰もが認識することでしょう。


そのための備えはできていますか?最低限3日間生活できるだけの準備があるのでしょうか?中越大震災を経験した新潟県中越地方の人でも、喉もと過ぎて準備がどうか気になります。ましてや災害を経験したことのない人は意識することは少ないのではないでしょうか。


年に数回(どうも1回では忘れてしまうのでは?)災害に対する話を家庭・職場・地域などでしてみてはいかがでしょうか。全部の災害を想定するのは大変ですから、今回は火事を、次回は水害を、・・・とテーマを絞ってみると新鮮味があり継続しやすいかもしれません。


大きな災害の後は、精神的な障害を受けることも少なくありません。慢性的な傷害をPTSDといいますが、災害後の不安を少なくすることでPTSDの発生を減らすことが出来るそうです。備えがきちんとしていれば避けられない災害だったとしても被害を最小に抑えることが出来ますからPTSDの発生を少なく出来るでしょう。


余談ですが、自律訓練法やゴオウにPTSDを防ぐ効果が期待できます。自律訓練法の技術を身につけることやゴオウを身近に置いておくことも、備えに入ると私は考えます。


防災の日ということで、水や食料の備蓄だけでなく生活用品や医薬品なども含めてチェックしてみましょう。なにしろ忘れた頃にやってくるのが災害ですから。

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