心理療法やカウンセリングを受けるということ

 何か不調を抱えたとき、人はどんな行動をとるのでしょう。
しばらく様子を見て変わらなかったり悪くなるようなら、
自分なりに情報を求めることでしょうね。

 

 インターネットにアクセスしたり、本を読んだり、身近な
人に聞いたりするのでしょう。専門家に相談や受診をするに
しても、専門家に関する情報を集めることでしょう。

 

 そして、自分で対処できないとなれば実際に専門家の所へ
連絡したり出向いたりします。電話にしろメールにしろ連絡
する時にも多少の緊張感や不安感は伴うものです。ましてや
直接訪ねるとなれば緊張や不安はもっと大きくなります。

 

 それでも勇気を振り絞って一歩を踏み出します。精神科や
心療内科を受診する人もいるでしょうし、カウンセラーを
たずねる人もいるでしょう。私のところにも不安を抱きつつ
相談に来ています。現状を打開したいとの気持ちを持って。

 

 ここまでの段階で、本当にいろいろな決断をして、決断を
実行に移しているわけです。この行動力を私たちは回復力と
いう形で大きく育てるような関わりをしていくわけです。

 

 この回復力を信用しているからこそ、必ず良くなると
思えるのです。良くなるペースは人それぞれですけれど、
丁寧に話を聴くことで自然に納得される方も少なくありません。

 

 ただ、その人のペースが大切で、丁寧に聴くということは
沈黙の時間を大切にしながら言葉にならない想いが言葉に
なるまで待つということです。無意識からの声というか
本音と建前なら本音の部分を語ってもらうのです。

 

 鳥のひなが孵化するとき、親鳥が勝手に卵の殻を破るのでは
なく、ひなが破りたいタイミングまで待ち、内側から破るのを
最小の援助で見守るイメージです。
不安を抱えつつも、一つ一つハードルを越えてきた力がある
からこそ、その力を大切に育ててあげます。

 

 いつか、自分の力で大空を自由に飛ぶことができるように
支えてあげること。
それが心理療法やカウンセリングを受けるということです。

 

 

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 薬剤師・公認心理師(心理カウンセラー)  廣橋 義和

 

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