ストレスには精神的なストレスと肉体的なストレスがあることは以前にも述べました。一般的にストレスというと精神的なストレスのことを指すことが多いようですが、今回は精神的・肉体的のどちらのストレスでも構いません。
私達はストレスを受けるとストレスを回避するように身体は反応します。通常自律神経の一方の交感神経が活発に働くことで、身体に不愉快な症状が現れます。もう一方の自律神経である副交感神経は、交感神経の活動を普段のようにコントロールできないため、自律神経のバランスを崩した自律神経失調状態になるのです。
交感神経の活動が活発になりすぎた状態を、一般的には「ストレスがある」「緊張している」などと呼んでいます。これに対していろいろなリラックス法があり、アロマテラピー・ヨガ・座禅・呼吸法・気功・・・などたくさんあります。自律訓練法もこの一つと考えていただいて構いません。
自律訓練法は、少しずつステップを上げながら身に付けてゆくものです。各ステップを”公式”と言い、この公式を使ってリラックスした状態を確認してゆきます。型が決まっているのでどなたでも簡単に始められる長所の反面、自律訓練法を身に付けていない指導者もいるのが実情です。
今回自律訓練学会で教わったことも少し加えて、自律訓練法の練習方法を簡単にホームページにアップしました。本来は指導者について身に付けるのが望ましいとは思いますが、自己練習される方は参考にしてみてください。
私もそのうちに自律訓練法の講習を始めたいと思っていますが、それまではホームページで我慢してください。なおホームページの”こころの病気相談と自律神経失調症”のページに載せてあります。
皮膚科の病気・心療内科相談・漢方薬・生活習慣病・不妊症
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/
過去のブログの主なものはホームページにリンクを貼ってありますから、見たい記事がありましたら《ひろはし薬局のホームページ→過去のブログ》から探してみてください。
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