早くも8月です。私の住む長岡では1日〜3日に長岡祭りの行事が行われます。近年長岡の大花火として有名になり、今年は土日に重なったため、かなりの観客数が予想されます。怪我やトラブルがないように注意して夏の花火を楽しみましょう。
夏は暑いため、どうしても水分摂取が多くなります。また食事も淡白な味つけで喉の通りがよい献立が中心になります。このような食事が続いて、だるい・疲れやすいなどの症状が出てくるのが一般的に夏バテと言われる症状ですね。
だるい・疲れやすい、ですからビタミンB1の補給が有効と考えられアリナミンなどのビタミン剤やリポビタンなどのドリンクが使われます。体内でのエネルギー産生を考えるとビタミンの補給で充分と思えるのですが、違う視点でも考えてみましょう。
最低限のエネルギー量が確保されていれば、ビタミンの補給で足りるはずなのに十分な効果が出ない場合に、発汗によって不足しがちになる各種ミネラルの影響を考える必要があるでしょう。
野菜を摂っていれば大丈夫と考えがちですが、スーパーで並ぶ野菜の中には促成栽培品も多く、20〜30年前の野菜に比べ栄養素の含有量が少ないとの指摘があります。当然ビタミン・ミネラルの摂取量が少なくなり消費に追いつかなくなることが考えられます。
また水分過多・冷たい飲食物の摂取で胃腸の消化機能も低下していることが考えられます。極端な話、下痢続きの状態では栄養素や薬の吸収は低くなります。口から入れたものが確実に体内に入ることが重要なのです。車で例えるならガソリンが満タンでもエンジンにガソリンが届かなければ車は動きません。
そして寝苦しい夜や行事で生活リズムも乱れてきますから、自律神経のバランスも崩れて体調も不安定になるなどの影響もあり得ます。
どちらにしても、胃腸の調子を保ち(水分や冷たい飲食物を慎重に摂ること)しっかり栄養のあるメニューが基本となります。この方法でも夏バテになった方は、きちんと相談できるところで詳しくお話下さい。
当薬局では胃腸の機能を高める薬用人参をベースにした若甦とビタミン・ミネラルたっぷりのレバコールを夏バテ予防にお勧めしています。
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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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