顔のたるみと骨粗鬆症

 30歳ころをピークに誰でも肉体は衰えてきます。内臓機能も低下する
ので、20歳ころのつもりで無理をすると身体は悲鳴をあげることになり
ます。大雑把ですが、40代で20歳の頃と比べ内臓機能は約半分程度に
落ちています。大事にしないと後でツケを支払うことになるかも・・・。

 

 落ちる話ばかりで恐縮ですが、筋力や筋肉量の低下はサルコペニアとして
老年医学では重要な概念の一つとされます。腕や脚の筋肉だけでなく、顔の
筋肉が減れば皮膚や皮下脂肪を支えきれずに、顔にたるみが生じると思って
きました。

 

 体重だけを気に掛ける非科学的ダイエット(科学的もどきも含む)は、
本来のターゲットである脂肪だけでなく、筋肉量や骨量も減らしてしまう
点で大きな問題があります。筋肉量の低下ほど目立ちませんが、加齢に
伴い骨量も確実に低下しています。一定水準以下になると骨粗鬆症という
病名で呼ばれます。

 

 顔のたるみに話を戻すと、骨量低下により頭蓋骨を含む頬骨、上顎骨など
顔面の骨格も骨粗鬆症によって縮んでいるようです。
(Coleman SR, et al., Aesthet Surg J. 26(Suppl 1): S4-S9, 2006
Zimbler MS, et al., Facial Plast Surg Clin North Am. 9: 179-187, 2001
Vieggaar D, et al., J Drugs Dermatol. 7: 209-220, 2008)

 

 だとすれば、顔のたるみ対策としては、まずは骨粗鬆症対策が一番で、
筋肉量を維持しつつ、最後にスキンケアというのが正解になります。
骨粗鬆症予防にはカルシウムとビタミンDが基本ですし、筋肉量減少には
たんぱく質摂取が欠かせません。

 

 原料を補給した上で、サプリメントを上手に活用すれば、効果的な
美容面のアンチエイジングになるのではないでしょうか。意外と高価な
美容クリームなどはコストパフォーマンスが悪いかもしれません。

 

 

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