薬とカウンセリング

漢方相談を標榜していると多くの病気の相談を受けます。
特にうつ病パニック障害など心の相談も増えています。
そのようなことから精神系の漢方療法に興味を持ち、勉強し
研究をしてきました。


しかし”心の病気”に薬だけでは不十分です。調子を崩した
背景には、社会的な問題や個人の性格などが関係しているた
め、現実に適応できるようにアドバイスしてあげなければ
本当に治ったということにはならないのです。
しかも相談する時の言葉や態度にも気を使います。


必要な知識やテクニックを学んで相談に応えるため、日本心療内科学会に入会し、学会・講習会に積極的に参加してきました。その甲斐あって漢方薬だけよりも効果は上っています。そして更に新しいテクニックを身に付けようと、昨年
心理療法カウンセリング講座を受講し、試験を受け”訪問心理療法士”に認定いただきました。


最近、心の病気は脳の病気として研究が進み、優れた薬も
開発されています。でも薬を飲めばそれで治療は終わりでは
ないはずです。薬と同時にストレスなど上手い対処法を身に
つけてもらい、調子を崩した原因に気づいてもらい、ストレスを抱えやすい性格を調整するなどして、心の調子を崩しにくくなってもらわなくてはなりません。


行政・民間問わず多くの相談機関がありますが、心の問題も
相談できる薬局があることも知っていただきたいと思います。心のバランスが崩れる前に、できれば相談いただけたらと思います。


心の病・不妊症と婦人病・皮膚病
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/