プリムラによる皮膚炎

本日は節分ですね。せっかくですから大きな声で、鬼だけでなく不景気も追い出したいものですね。今朝のテレビでは新潟県など東日本では落花生を西日本では大豆を使うところが多いようです。ちなみに納豆を撒いたらどうなるだろうなぁと勝手に想像しています。


1〜2週間前にテレビでプリムラの鉢植えを出荷している農家の映像がありました。プリムラ・○○○と正式な名称はいくつもあるのでしょうが、日本名ではサクラソウですよね。


かなり前、私が小学生だった頃卒業式に鉢植えを飾った記憶があります。今も小学校・中学校でプリムラの鉢植えを飾っているところも少なくないでしょう。可憐な姿に心温まるものがあります。


しかし一方でプリムラの仲間でかぶれが起こることも珍しくありません。知り合いの学校の先生(女性)が、顔面を赤くしてかぶれたことがあります。皮膚科の薬が効果がなく相談を受けるくらい強い皮膚炎だったことを思い出しました。


可憐な姿には似合わないほど、強い皮膚炎を起こすことを是非知っておいて下さい。特に女性は、間違っても顔を近づけない方が無難でしょうね。


万が一、皮膚炎を起こした場合は例え顔面であってもステロイド軟膏が基本です。強い痒みを伴うことも多いので、抗ヒスタミン薬を飲み薬として併用します。抗ヒスタミン薬が効き難いときは漢方薬を補助的に使うこともあります。私が相談を受ける時は大抵このケースですね。


これからプリムラを見る機会が増えると思いますが、プリムラを見たら今回のブログを思い出してください。

  --------------------------------------------------
心療内科相談・皮膚科の病気・漢方薬生活習慣病不妊
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/

過去のブログの主なものはホームページにリンクを貼ってありますから、見たい記事がありましたら《ひろはし薬局のホームページ→過去のブログ》から探してみてください。
あるいは⇒http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/sub6.htm

メールは《Re:タイトル》でお願いします
hirohash@seagreen.ocn.ne.jp

講演の依頼に関しては、ホームページに掲載してある講演内容を参考にして、お申込下さい。