スギ花粉症の人はトマトにご注意を

梅雨が明けたと発表されたと思ったら、前線が新潟県に横たわり、激しい雨が降ったりしています。アウトドアでのレジャーは気をつけなくてはいけませんね。


さてトマトの美味しい時期です。特別に冷えていなくても食べると身体のほてりが軽く感じます。トマトの性質は冷やすことですが、身を持って体験できる瞬間です。


今や4人に1人とも3人に1人とも言われるアレルギー患者さん。中でも杉の花粉アレルギーで春先に悩む人は非常に多く、春のうららかな陽気を楽しむことができない気の毒な人たちですね。


ゴールデンウィークが終われば翌年の春までは病気のことを忘れられればいいのですが、残念なことにトマトでアレルギーが起こりやすいことが知られています。口腔アレルギー症候群(OAS)です。


生のトマトを食べた後に、唇が腫れたり口や喉が痒くなったりすれば口腔アレルギー症候群の可能性が高いでしょう。ただ、トマトジュースや調理したトマトではアレルギー症状が出にくいことも知られており、杉花粉症の人はトマトの食べ方に注意をすればいいと思います。


また花粉症の種類によって、アレルギー反応を起こす食物は異なり、ヨモギ花粉症の場合はセロリなどのセリ科の野菜、イネ科やブタクサの花粉症では、メロンやスイカなどウリ科の野菜で起こりやすいそうです。


花粉アレルギーをお持ちのあなた、花粉だけでなく食べ物にも注意しなくてはいけないなんて気の毒ですが、どうか気をつけてお過ごし下さい。


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