性教育を考える

つい最近、市内の高校で高校生による出産がありました。これを知って、ビックリするかしないかは人により異なるでしょうが、中高生の性意識は大人が考えているより進んでいると思って間違いないでしょう。


インターネットや雑誌などで、中高生には刺激的な情報が多く入ってきます。正しい情報もあるでしょうが、多くは興味をそそる刺激的な内容となっています。妊娠だけでなく性感染症(STD)の危険性も中高生にきちんと理解させる必要があると思います。


学校での性教育は、中高生の情報のスピードについていっているのでしょうか?寝た子を起こすと言う意見がありますが、寝ているように見えているだけで実際は起きているからこそ、初体験の低年齢化や性感染症の増加があると私は考えます(寝ていると思いたいのかも知れませんが・・・)。


中高生には、誰かがどこかで現実に即した正しい性知識を学ぶ機会を作らなければいけない時期に来ていると思います。学校だけでなく、家庭でも、地域でも、薬局でも、誰もが真剣に考える必要があると思います。


えらそうなことを書きましたが、私も行動できているわけではありません。でも薬局で何ができるか、薬剤師として何ができるかを常に考えています。今、性病の情報を提供し早期発見につながるような周知法を考えているところです。なかなか難しい所もありますが、中高生の将来のためコツコツとやりたいと思います。


皮膚病・生活習慣病・心の病・漢方薬
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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